ペットの整腸作用と免疫賦活のために

乳酸菌 EC-12・粉末 10g/500g

乳酸菌 EC-12・粉末

10g/500g

●原材料/殺菌乳酸菌エンテロコッカス・フェリカスEC-12株、デキストリン、結晶セルロース
●原産国/日本

乳酸菌 EC-12の主要活性成分の働き

乳酸菌の新しい機能として注目され始めた「免疫賦活」。生体の免疫系に働きかけることにより恒常性を維持します。
少し前までは「生きている菌の方が、機能性が高い」と考えられていました。しかし最近の研究によって、乳酸菌の効果は菌の細胞壁に含まれている多糖類によるもの(この多糖類が腸管にある複雑な免疫機構を刺激することで、全身の白血球が活性化される)が大きいため、乳酸菌が死んでいても高い機能性があるということがわかりました。
むしろ、死んだ菌は熱処理によって乾燥されているので、少量でかなりの菌数を摂取できます。殺菌乳酸菌 EC-12ペット用なら、圧倒的に大量の菌(1gで5000億個)を摂ることができます。

便性、増体重及び吐血性大腸菌陽性率への影響

〈方法〉
試験は、下痢が頻発している養豚農場の離乳直後の子豚に対して行なった。試験開始前に病勢鑑定を行い微生物由来の病原因子を確定させた。
被験物質としてEC-12を0.05%添加した飼料を1豚房(20頭)に対して投与した。また他方の豚房(10頭)には無添加標準食を投与した。
試験は7日間行い、便性状スコアと病原因子の特定はスワブで採便を行い評価した。また7日間の増体重も評価した。

〈結果〉
EC-12投与により便性状スコアは試験開始3日目から改善した。また溶血性大腸菌の陽性率も減少した。(この他にウェルシュ菌、ロタウイルスに関してもほぼ同様に結果を得ている)。また7日間の増体重も下痢の抑制に伴って改善した。以上の結果から殺菌乳酸菌EC-12の投与は病原因子を排斥し、下痢を抑制する可能性が示唆された。

EC-12投与による便性状スコアの変化
EC-12投与による溶血性大腸菌陽性率の変化
EC-12投与による増体重の変化

適用動物

うさぎ・げっ歯動物は虫類
粉末